こんにちは。貸主物件.com管理人です。
本日は、若者や子供達に伝えたいこととして、凡人が特別な存在になる方法をお伝えします。
特別な存在にもいろいろな定義がありますが、ここでは会社や職場での存在価値とします。
現在コロナ禍におきまして、社会生活のみならず、失業率の増加など、老若男女問わず苦しい状況が続いていますが、どのようなご時世でもやはり『資格』というものに一定の価値はあると思います。
例えば、資格として最初に思いつくのが簿記3級ですが、簿記3級を取得後は、難易度は別として、可能なら簿記2級、簿記1級にステップアップをしていく方法があると思います。実際、勉強の方向性が同じですから、効率も良いとは思います。
ただ、では、企業内の経理事務において、実際に簿記1級まで必須な職場はあるでしょうか?
私は経理事務の専門ではないので、少し解釈が異なるかもしれませんが、経理事務の中でも仕分け作業が一番大事で、あまりにも細かい内容は最終的に税理士・会計士と打合せをすることが多いのではないでしょうか?独占業務ではないので、どちらかというと実務が求められるように感じます。
事業規模が小さな会社であれば、経理事務は採用せず、外注で税理士・会計士に丸投げの会社もあるかもしれません。
せっかく頑張って簿記1級を取得しても、現場ではそこまでの知識は無くても良いということであれば、少々もったいない気がします。
では、どうするのが良いのでしょうか。
簿記2級も相当に難易度は高いですが、簿記2級は必須という企業は多いので簿記2級までにしておいて、例えば、不動産業であれば宅地建物取引士などを取得することで、不動産取引・経理事務、異なった業務ができる特別な存在になることが可能です。このダブルライセンスだけでも履歴書上、採用側からするとかなり期待ができる内容に見えます。
例えば、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、管理業務主任者、このあたりの資格は努力すれば取得可能な難易度ですが、3つ保有することで、不動産取引、賃貸不動産管理、分譲マンション管理の業務をワンストップで行うことが可能です。
それほど難しくない資格では特別な存在にはなれなくても、他の分野の経験や資格を取り入れることで凡人でも十分に特別な存在になることが可能です。
別に資格でなくてもかまいません。その人がいればとにかく場が明るくなるとか、お茶の淹れ方が上手いとか、事務所内の掃除がものすごく丁寧だとか、どんな些細な事でも積み重ねることにより、オンリーワンの業務ができるのではないでしょうか?
若いうちは、焦らなくても大丈夫です。失敗しながらいろいろな経験を蓄積することが許されます。
まずは10人に一人の存在になる。他の事で10人に一人の存在になる。
すると、10分の1×10分の1で100分の1の存在へ。
他の事でまた100分の1の存在になれれば、100分の1×100分の1で10,000分の1の存在へ。
小さくても色々な知識と経験を身につけて、『特別な存在』を目指しましょう。