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賃貸住宅の防犯対策

全国で相次ぐ強盗事件

2023年1月に東京都で起きた強盗殺人事件をきっかけに、「ルフィ」らを指示役とした全国規模の強盗が連日ニュースで報道されています。容疑者らは逮捕につながっていますが、油断は厳禁。また、慣れない新生活では思わぬ窃盗被害等にも遭いやすい時期で遭もあります。所有物件の防犯対策は充分な対策ができていますか?

●窃盗・強盗は1日約43件
住宅を対象とする侵入窃盗・侵入強盗の件数は、2022年の1年間で1万5821件(うち侵入強盗は129件)発生したとの発表が警視庁からありました。
窃盗にせよ強盗にせよ一度事件が起きると賃貸住宅での影響は深刻となります。不安を募らせた入居者の早期退去だけでなく、「事件のあった物件」としてうわさが広まることも考えられます。

●窃盗犯に入らせない・寄せ付けない
統計では、侵入経路は戸建では「窓」、共同住宅では「玄関」からの侵入が一位となっています。一方、侵入の手口としては戸建住宅・共同住宅ともに鍵の「無施錠」が圧倒的に多く、次いで「ガラス破損」「合鍵」という結果です。玄関と窓の2点に絞り対策するのがコスパがよさそうです。

●「玄関」対策は鍵の工夫等
無施錠の問題を解決するには入居者の意識の問題になりますが、各玄関ドアのカギを思い切ってオートロック機能付きに変更してしまえば無施錠対策は解決します。最近人気のスマートロックなら後付けできるうえ、他の物件との差別化も可能です。

●「窓」対策は時間稼ぎが有効
窓の防犯対策では、犯人が侵入するまでの時間をどれだけ長引かせることができるかが非常に重要です。警察庁によると、窃盗犯は、5分以上で70%、10分以上で90%が侵入をあきらめるとの調査報告もあります。それらを踏まえるとガラス破りに効果的な防犯フィルムの設置です。ハンマーなどで強打しても割れないうえ、破壊時に大きな音も出て人の目にもつきやすくなります。サッシへの補助錠を後付けすると一層侵入は難しくなるでしょう。

●共用部対策
共用エントランスのオートロックは抜群の効果を生み出すでしょう。女性等が物件選びをする際の重要なポイントにもなります。
また、防犯カメラも導入したい設備の一つです。費用面の問題はありますが、wi-fi環境を利用したネットワークカメラの導入は強力な防犯対策となります。

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