2024年 新年あけましておめでとうございます。
昨年、1年間、皆様方にはお世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。
本年2024年には
2024年4月1日からトラックドライバーの年間の時間外労働時間(残業時間)の上限が960時間までに規制されることによって生じる様々な問題の総称である2024年問題があります。 960時間の規制により、トラックドライバーの労働時間が減少することになるでしょう。
労働時間の減少により、働き方改革は進むものの、賃金の減少、時間内での無理な作業に押し付け等の問題も必ず出てくると思います。
また、不動産・建築に目を向けると、東京湾岸エリアの新築マンション大量引き渡しで発生する中古マンション価格暴落に関する2024年問題などの課題が挙げられています。
中でも住宅産業に最も深刻な影響があると言われるのが建設業の2024年問題です。
トラックドライバーと同じく、建設業従事者も長時間労働が改善せず、このまま法適用の期限(2024年4月)を迎えると労働力が決定的に不足する(職人の高齢化、労働者不足)とされるこの問題は、住宅、オフィス、商業施設などあらゆる建築物の建設工事が遅れることによって、国内経済および産業に大きな影響が出る可能性を示唆しています。
2024年も問題・課題が山積みですが、まずは皆様の健康と平穏な生活ができるよう心から願い、新年のご挨拶とさせていただきます。